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【感想・まとめ】男の作法(池波正太郎)

 

参照元

入社1年目の教科書 [ 岩瀬大輔 ]』で紹介されており、興味を持ちました。こういう大事なことを人から教わる機会が少なくなったのは惜しいと思うと同時に、この本があることは有難いと感じました。おすすめです。

『男の作法』引用と感想

その1 身だしなみについて

 自分のおしゃれをする、身だしなみをととのえるということは、鏡を見て、本当に他人の目でもって自分の顔だの躰だのを観察して、ああ、自分はこういう顔なんだ、こういう躰なんだ、これだったら何がいちばんいいんだということを客観的に判断できるようになることが、やはりおしゃれの真髄なんだ。
 だから、そういうことは何も訓練なしでただやるってだけじゃだめでね、やっぱり映画を観るとか、小説を読むとか、いろんなものを若いうちに摂取していれば、自然にそういう感覚というのは芽生えてくるわけですよ。

p.58

 鏡を見ることは強調されていました。持ち物については分相応に、仕事で使う道具(万年筆やボールペン)は良いものをとも、書かれています。

 こんな格好をすれば良いのかとコーディネートの例を見るばかりでなく、自分がどのように見えているのか、客観視することにも力を入れる重要性を理解ました。

その2 時間の使い方について

「すべて前もって前もって……」と、事を進めて行くことが時間のつかいかたの根本なんだよ。あまりそういうことに気を遣いすぎていてはのんびりできないというかもしれないが、クセになれば少しも気ぜわしくないんだ。余裕を持って生きるということは、時間の余裕を絶えずつくっておくということに他ならない。

p.98

 恥ずかしながら、このところ締め切りから逆算したスケジュールを決めて、さらにそのスケジュールもギリギリでこなし、クオリティの低いものを提出するようになっています。余裕を持って生きるために、なるべく早め早めの行動を心がけたいと思います。

その3 自分と世の中について

根本は何かというと、てめえだけの考えで生きていたんじゃ駄目だということです。多勢の人間で世の中は成り立っていて、自分も世の中から恩恵を享けているんだから、「自分も世の中に出来る限りは、むくいなくてはならない……」と。それが男をみがくことになるんだよ。

p.138

君たちも一つのことをやるときにね、どうせやるんなら、「自分だけじゃなくて、もっといろいろな人が利益になるようなことはないか……」ということをまず、考えたらいいんだよ。

p.172

 『ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義 (ハヤカワ文庫NF) [ マイケル・ピュエット ]』で書かれていたこととしても、今、私の大きなテーマになっています。

 すれ違った人に嫌な顔をされたり、お店の人にぶっきらぼうな態度を取られたら不快なように、自分が顔をしかめていたり、つっけんどんな振る舞いをしていたら、相手は不快になるでしょう。

 自分が相手から影響を受けるだけでなく、自分もまた相手に影響を与えていることを自覚して、行動をすることを意識できるようになりたいと思っています。

 そして、『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ (たった1%のコツシリーズ) [ 河野 英太郎 ]』で、カエサルは一つの行動に二つ以上の意味を持たせていた紹介されていたことも思い出しました。自分のためにしていることが、人様のお役に立てば、すばらしいことだと学びました。

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